清寿軒

江戸時代末から続く老舗

265年という江戸の栄華が終わる時代、1861年に日本橋堀江町に清寿軒が創業しました。
武家が暮らす地域、でも町民も多く暮らしていたという当時の人形町は、賑やかで江戸らしい情緒があり、お正月には手鞠羽子板、節句にはひな人形など、季節によって町は常ににぎわいを見せていました。
ここに小さい和菓子屋として誕生し、江戸の人たちに親しまれていたのです。
その後、時代は過ぎて行っても、清寿軒のお菓子は、出産、端午の節句、お宮参り、七五三等のお祝いの席に利用していただき、日本橋界隈の方々にかわいがってもらい、非常に繁盛していたのです。

現在、清寿軒は七代目となっています。
先代から受け継いだ、長き歴史を受け継ぎつつ、現代らしいイメージも入れて、しっかりと営業されています。

伝統の味を受け継ぐ

創業からずっと利用する素材にはこだわりを持っているというのが、清寿軒です。
清寿軒の一番人気の菓子はどら焼き、このどら焼きについても140年以上という長い歴史の中、こだわりの素材を利用して作っています。

純度の高いあっさりした白ザラメを利用、餡は北海道十勝産の小豆を利用、蜂蜜は水あめが混ざったものでは無く、100%純粋の蜂蜜を利用しています。
この清寿軒のどら焼きはしっとりした味わいが人気なのですが、それもしっかりと厳選した素材を利用しているからです。

調理に関しても、厳選素材を殺すことの無いように、時間をかけて丁寧に作っています。
通常圧力鍋を利用すれば30分で終わる作業を、小豆をじっくりととろ火で4時間から5時間かけて煮込みます。
機械で潰してしまうとつぶれてしまうので手で丁寧に力いっぱい混ぜます。
真面目に丁寧に仕事するという事も、創業からずっと継続している事なのです。

生地がおいしいどら焼き

餡がたっぷり詰まったどら焼きは皮もおいしいのです。
生地が香ばしくぱさぱさしていない、しっとりした感じです。
餡と生地のバランスがとてもよく、このどら焼きは清寿軒の代表作です。

小判どら焼きは餡をくるっと包み込んだ皮が特徴です。
小判でも餡はたっぷり入っています。
ボリューム満点のどら焼きは小判でも充分、清寿軒の味です。

昔ながらの最中

清寿軒の自慢、丁寧に作り上げた粒あんをシンプルに合わせた最中、お茶にぴったりです。
四角くて食べやすい大きさ、しかも注文を受けてから餡を入れるので、最中の皮がパリッとおいしいのです。

栗最中は餡の中にごろごろと栗が贅沢に入っています。
この栗最中も注文をうけてから餡を詰めるので、皮もおいしくいただけます。
栗と餡のバランスもよく、栗好きな人には最高な最中です。
最中とどら焼きのセットなども販売されているので、御贈答用にぴったりです。