虎屋

和菓子の歴史は虎屋の歴史

和菓子の歴史は虎屋の歴史とも言われるくらい、私たち日本人の心に、和菓子といえば虎屋、贈り物にするのに、虎屋を持っていけば問題ないと思わせるくらい浸透している和菓子の老舗です。
後陽成天皇ご即位の際、御所から御用を奉ったという記録が御用開始時期を記録したといわれる御出入商人中所附に記されています。
この年代は1586年です。

1600年になると京都妙心寺の歴史を記したといわれる正法山誌(しょうぼうさんし)において、関ヶ原の戦の際、西軍の犬山城主を虎屋がかくまったという話が載っています。
1628年には店舗の敷地を買い増したという土地売券が残されていますし、すでに1635年には、虎屋の御用記録つまり注文の控えである、院御所様行幸之御菓子通に「やうかん、あるへいたう、らくがん、大まん、まめあめ」など注文されている記録が残っているのです。
虎屋はこれほどまでに古い時代から、ずっと、お菓子を作り続け献上してきたといことがよくわかります。

虎屋文庫とは?

虎屋の歴史と御菓子の歴史がつづられている古文書、絵図帳、古器物などが、虎屋文庫に伝えられています。
和菓子の伝統と創造がわかる貴重なものです。

虎屋文庫ではこうした貴重な品々を保存してきました。
これらを整理し、様々な菓子の資料などを収集、そして展示し、菓子の歴史を多く広めようという文庫です。

資料の閲覧機能などはないのですが、虎屋は、お客様からの問い合わせについて、極力応えたいとしています。
平成17年からは、同志社女子大学図書館において、虎屋黒川家に残る文書の一部を、マイクロフィルムという形で一般にも公開しているそうです。

虎屋の始まり

室町時代後期、京都で創業し始めた虎屋は、後陽成天皇の御在位中に御所より御用を勤めており、関ヶ原の合戦で虎谷が西軍の石河備前守をかくまったという事実が妙心寺の古文書に記されています。
寛永5年には敷地を買い増して、明治2年、遷都の年、明治天皇におともする形で東京にも店舗を出したのです。
京都一条に始まった店は、現在でも変わる音なく続き、虎屋は日本全国の方々に愛され続けているのです。

虎屋の菓子

京都にちなんだ材料を使用した小型の羊羹は白みそを利用した風味のいい羊羹で、最強白みそのうまみが生きています。
日持ちするかわいい干菓子は贈り物にぴったりです。
引菓子にも利用できる干菓子も京都にちなんだものがあり、タケノコやナス、キノコや栗、ひょうたんなど5種類の干菓子が人気です。
美しい色合い、優しい色合いの干菓子は海外の方への贈り物としても人気です。

クラシカルな箱に入った虎屋のゴルフ最中も大人気となった品です。
1926年、三菱各社の幹部を集めたパーティーの際、当時の最先端のスポーツであったゴルフボールを最中に・・という注文があり作られたユーモアあふれる菓子です。